脱衣所の寒さが一気に解決!小型ヒーターがオススメ、体験レビュー

「サイエンス x 家事」で健康な明日をつくる、カジトク365に訪問ありがとうございます。本記事はリンク先にプロモーションを含む場合があります。
洗面所 脱衣所

冬になると脱衣所と浴室の温度差が大きくなり、ヒートショックによる入浴事故や健康リスクが増えます。

本記事では、私が入浴直後に立ちくらみを経験したのをキッカケに、脱衣所の暖房を検討、これだっというものを見つけました。

選定のポイントや、実際に使った感想をわかりやすく紹介します。

毎日の入浴を安全で快適な時間にしましょう。


冬の健康リスク ヒートショックとは

急激な温度差によって血圧が大きく変動し、失神・心臓発作・脳血管障害などを引き起こす健康リスクです。
特に冬は暖かい室内から寒い脱衣所・浴室・トイレへ移動する際に、この温度差が大きくなりやすいとされています。

”外気温が低くなる1月は、入浴中に心肺機能停止となる人が、最も少ない8月のおよそ11倍であり、増加する原因は、ヒートショックによるものといえます。”

     引用:地 方 独 立 行 政 法 人 東京都健康長寿医療センター「冬場の住居内の温度管理と健康について」

ヒートショックが起こる主な状況

下記の状況の時に起こりやすく、消費者庁も注意喚起しています。

  • 寒い脱衣所から熱い浴室へ移動するとき
  • 暖房の効いた部屋から一気に温度差のある場所(トイレなど)へ移動するとき

引用:消費者庁 政府広報オンライン「交通事故死の約3倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」


私の体験:寒い脱衣所での立ちくらみ

以前の私は、脱衣所の寒さは、「一瞬だから、お風呂にはいれば温まるから、大丈夫」と思っていました。

ところが先日、浴室に入った瞬間に強い立ちくらみとふらつきを感じ、浴室でしゃがみ込んでしまいました。

これは”まずい”と思い、脱衣所温度差が健康に与える影響の大きさ」を真剣に考えるようになりました。

まーちゃ

だれにでも起こりそう。気をつけなきゃ。


温度差をなくす方法

温度差を減らす=ヒートショック予防 という考えのもと対策を考えました。

最終的に1.脱衣所暖房器具の設置を選びました。

  1. 脱衣所暖房器具を設置し、入浴前後も室温を保つ
  2. 浴室乾燥暖房機を活用する
  3. 浴室に入ってから服を脱ぐ(服が濡れるデメリットあり)
  4. ヒートショック予報」(日本気象協会×東京ガス)を参考にする(冬の入浴時のリスク情報あり)

2.の浴室暖房機をオンして、浴室のドアをあけ放てば脱衣所も温かくはなります。

しかし、湿気で脱衣所全体が結露したので断念。

ヒートショック予報

4.のヒートショック予報というサービスは無償で提供されているので、参考になります。

引用:日本気象協会×東京ガス「ヒートショック予報」

脱衣所暖房選びで重要なポイント

選定に際して、重視したポイントを記載します。

  • 省スペースで設置できること
  • 瞬時に暖かくなる即暖性
  • 省エネで光熱費が高くならないこと
  • 安全機能付き(転倒防止、人感センサーなど)
  • 浴室温度差を縮める効果が実感できること

脱衣所用ヒーターを見つけた!

脱衣所ヒーター 正面

これがついに見つけた脱衣所暖房です。

セラミックファンヒータです。

電気ヒータと違って温風が出てくるので空気の循環ができます。

このヒーターの特徴は縦長なこと。その分縦方向に温風が出る仕組みです。部屋、体全体を縦方向に温めてくれます。

数ある暖房器具を調査して、最終的にが選んだのは、

YAMAZEN 脱衣所温風セラミックファンヒーター(YKDSF-VE122)です。

買ってよかったと思える、オススメ製品です。なぜそう思うのかを説明します。

使って感じたメリット

  • コンパクト設計で脱衣所スペースを有効活用(ペットボトルと一緒に写真撮りました)
  • 取っ手付きで軽量、移動がラク (重さ2kg、牛乳パック約2本分)
  • 上向きの温風が足元から体全体を温める →他の製品にはない特徴。風が下から上がってくる感覚です
  • 瞬時に温かさを感じる即暖性 →温風がでるまで数秒。1200Wの温かさ。
  • 人感センサー 人がいないと電源が切れるから省エネかつ安全。センサーはオン/オフが可能
  • 転倒停止機能 →転倒すると電源が切れるので安全
  • タイマー付き →1,2,4時間タイマー付き。使用する数時間前にセットできるのがGood。
脱衣所ヒーター ペットボトルと比較

コンパクト設計で脱衣所スペースを有効活用

幅200mmx奥行140mmx高さ315mmととてもコンパクト。

重さは約2kgなので軽い。

取っ手が真上についているので楽々持ち運び

脱衣所ヒーター 正面拡大

上向きの温風が足元から体全体を温める。説明のシールが貼ってあります。

設定温度は、16→19→22→25→28と設定変更が可能。

脱衣所ヒーター 裏面

温風は強弱の切り替えが可能。気になる電気代は?

弱が600W(1時間で約18.6円)

強が1200W(1時間で約37.2円)

※31円/kWhで算出

裏面にフィルターがあり、掃除機で簡単に清掃できる

生活が変わったポイント

解決策
  • 脱衣所・浴室間の温度差が明らかに改善
  • 冬の入浴前後のストレス軽減
  • 子供もおとなも高齢者も安心 :倒すと電源オフ。
  • 夜と昼で場所を使い分けて使用が可能
ひらげん

夜は脱衣所で使用。昼間はトイレで使用するのがオススメ。取手があるから持ち運びが楽)


少し改善してほしい点

  • カラーが2色展開(DSF-VE121:グレージュホワイト、YKDSF-VE122:ベージュ)→ピュアホワイトがあってもよい
  • 送風モードだけ単独で選択できれば夏でも使える(現在は、送風→暖房弱→暖房強→送風)

まとめ

・冬は脱衣所と浴室の温度差がリスク要因になる
・ヒートショック予防には脱衣所暖房が効果的
・YAMAZEN 脱衣所温風セラミックファンヒーターがオススメ!
・実際に使ってみて満足度・コスパが高い

脱衣所暖房は単なる快適性の向上だけでなく、冬の入浴事故対策(ヒートショック予防)として非常に重要です。

寒い季節の入浴時には脱衣所暖房を検討しましょう。