夫・男の家事分担の定番、皿洗い、食器洗い。面倒な作業が一変、きれいで早い、失敗から得た極意!

一生懸命洗ったつもりでも、洗い残しがあると、ため息でますよね。なにが足りないのか?
コツは、洗うのではなく、”拭く”を最大限に取り入れること!どうせやるなら心地よく家事分担したい。
以前の私
家事の中でもきらいじゃないけど、少々面倒。さあ終わったぞと思った瞬間、「おやっ」油汚れが取れないと気づくことも。洗いなおすの時間かかるなあ(ガッカリ)
いまの私
1.準備から始まって、2.洗いと拭き上げ、そして3.仕上げhは次への準備で終わる。”洗う”のではなく、”拭く”を最大限に取り入れることで、タイパアップ。食事から食器洗いまでを、歯磨きする感覚で、流れるように作業すれば楽かも、と思えるようになった。
学生時代のアルバイトや、現在、家事をする中での失敗から得たコツを共有します。目次は下記です。
皿洗いは準備から
作業スペースを作る
忘れがちなのですが、すでに洗い終わった食器等があれば食器棚へ片付ける。流し台、シンク、キッチン周りを片付けてスペースを確保する。

食器を落としたら大変、一気に作業が増えてしまいます。
必要なものを揃える
〇絶対に必要なもの
・食器洗い洗剤/食洗器用洗剤 :いわずもがな。香りや除菌機能などいろいろなタイプがある。
・スポンジ :水切れが良いものが理想。劣化・汚れてきたら、むしろ食器を汚してしまうので交換。
・洗いおけ :流し台、シンクの形にあった形状、深さのものがよい。
・ふきん :拭き上げ用です。薄手でハンカチ大だと扱いやすい。
・台ふきん :テーブルを拭く用。
・キッチンペーパー :主役級に大切な役割。これから説明します。

どこの家庭にも既にあるものばかりですよね?どのへんがコツなの?

洗い・拭き上げの極意で詳しく説明するよ。まずは準備から始めよう。
〇あると良いもの
・エプロン :皿洗いには目に見えない水も飛ぶので、男女問わず必須。兼用でも良い。
・キッチン手袋 :手が荒れを防ぐのと、滑りにくくなる点がメリット。

キッチン手袋は、一度、使ってしまうと手放せません。
・手拭き用タオル :キッチン手袋や手を拭く際にあると便利。
・ゴミ袋:乾いたものと水分のあるものを入れるために2種類あると便利
・小さなブラシ :最後にシンクを洗う用。普段の作業を邪魔しない、小さいサイズがおすすめ。
・ハンドクリーム :キッチン手袋してても手荒れする。クリーム塗ってインナー手袋をしてからキッチン手袋をすると、つるつるに!
・キッチン用漂白剤 :キッチンハイター(次亜塩素酸系)、酸素系でも可。最後の仕上げで使います。
洗い・拭き上げの極意
〇洗いについて
食器を手洗いするときも、食洗機に入れる前の予洗いも、同じ要領です。
- 極意1)液状の汚れは、食器を重ねない、水に漬けずに”ふき取る”
- 液状汚れが来たら、乾く前に”キッチンペーパー”でふき取ることです。
サラダのドレッシング、パスタのソース(特にトマト系)、しょうゆ、などは、
水に漬けると広がってしまうのと、スポンジで広げてしまうので。


食器を重ねない方が良いのはなぜ?

食器の底は釉薬が塗っていないのでざらざらしていて、液状汚れが入り込んで落ちにくいからです。
- 調理器具もふき取るとGood
- 油やソースなどで汚れた時も同じよ要領で、ふき取ります。餃子を焼いたフライパンとか。
冷える前、すこし熱いくらいの状態でキッチンペーパーを投入、吸わせてから、ふき取る。
手で熱い場合は、箸やトングで。
熱い状態なら、油がかたまることなく、簡単にふき取れます!


わざわざふき取らなくても、お湯をつかえば、液状の汚れも楽に落ちるよね?

食器洗いはそれでもOKですが、そのあとを気にしています。
お湯が冷えると排水管の中で油が固まり困ったことがあります。
- 極意2)乾燥汚れは無理にこすらず、水に漬ける
- ご飯を食べた後の茶碗は、ご飯粒が乾くとカリカリになって、落ちにくい。
無理にこするとスポンジが切れる。
洗い始める前に水に漬けると、ご飯粒がふやけて簡単に落とせます。


つい、スポンジに洗剤つけてから、すぐこすってしまうの。落ちないとイライラも。。。
- 極意3)スポンジは泡を作って・塗りつける道具と考える
- 洗いの主役は泡なのです。
スポンジに少量の水をふくませて、洗剤を垂らして泡立てます。
泡が汚れの間に入りこみ洗浄力を発揮するので、泡立ては重要です。


洗い・拭き上げの手順を時間順に並べました。
〇洗いの手順
1)乾燥した汚れを水に漬ける(ごはん茶碗など)
2)固形物は生ごみ用の袋にいれる。 液状の汚れは、キッチンペーパーでふき取る。
3)スポンジに少し水を含ませてから、洗剤を垂らして泡立てる
4)液状の汚れではないものから、泡であらう(コップやごはん茶碗など)
5)液状の汚れをふき取ったあとの食器をあらう。ふき取った後の食器を、お湯で温めると汚れが落ちやすくなる。
6)水ですすぐ。最後の仕上げは流水で。
〇拭き上げについて
- 極意4)拭き上げると衛生的
- 塗れている状態を長く放置すると、輪シミ(白い水玉)や細菌が増殖することも。


昔は水切りラックに、びしょびしょのまま、立てかけていました。
でもふきんで拭き上げると、ムラなく素早く乾くので衛生的。
- 極意5)プラスチック容器はトントン叩く
- プラスチック容器は、小さなところに水が入むと、ふきんが入らない。
そういう時は、掌にふきんを広げて、トントン、軽くたたくと水が出てきます。


そういえば、食洗機で乾燥が終わってもプラスチック容器だけは、濡れていることがあるわ。
そんなときもトントンですね。
- 極意6)お湯を使えば、ふき取りが楽
- お湯で食器自体の温度が上がり、より乾燥しやすくなります。
洗う時にお湯を使うと、汚れが水に溶けやすくなるし、効果的です。


ふき取りの手順も記載します。最大のポイントは落とさないこと!
〇ふき取りの手順
1)食器内部に溜まった水があれば捨てる
2)シンクの中や、キッチンテーブルの上など、低い位置でふき取る (万一、落としても割れないように)
3)水切りラックに立てかける、並べる(風通りがよい姿勢にする)
立てかけるときは、陶磁器類が下、プラスチック容器は上(崩れて割れないように)
仕上げは、次への準備

仕上げとは要するに、次に使う時のための準備をするってことね。
- 極意7)三角コーナー、排水ゴミ受けの掃除
- ゴミ捨ては、臭いの元になるので忘れずに掃除します。
液状汚れを拭き上げで取り除いていると、臭いやぬめりが減ったのを実感できます。
100均で売っている、生ごみねっと(たくさん入っている)を使うと便利。

- 極意8)流し台、シンクを洗う
- 流し台、シンクって意外と汚れているんですよね。流れの中でささっつと洗う。
ミニブラシがあれば、ちょっとした汚れをすぐ洗えます。


流し台、シンクを洗うのはつい、忘れてしまうんですよね。
- 極意9)ふきん、台ふきん、手拭きタオルを除菌
- これら3点セット。家庭によって呼び方も数も違うかもしれません。
1日ご苦労様というねぎらいを込めて、除菌してます。
除菌が終わったら、絞って洗濯機へ。

〇除菌の手順
1)洗いおけに水をはる
2)キッチンハイターをキャップ1杯加える
3)ふきん、台ふきん、てふきタオルを漬ける(汚れに応じて、最低2分~)
4)キッチン手袋を着用して、引き上げて絞る
5)洗いおけの水を捨てる、軽く水をためる
6)絞ってゆすぐを2,3回繰り返す
7)その後、通常の洗濯物と一緒にあらう(ネットに入れるとGood)
→生ごみの臭い対策は別の記事にまとめています。こちらもどうぞ。
まとめ
今までアルバイトで経験してきた内容と、実際に家事に携わるようになってからの失敗・経験をもとに得た極意をまとめました。
- 皿洗い、食器洗いのコツは、1.準備 2.洗いと拭き上げ 3.最後の仕上げ
- 準備:キッチン手袋はあると便利。手荒れも防げる。
- 洗いのコツはふきとり:液状の汚れは洗う前にキッチンペーパーでふきとる。
- 拭き上げをやると衛生的、プラスチック容器は軽くトントン叩く。
- 仕上げは次への準備:次に使う時のため、シンクを洗って、ふきん類は除菌する。
家族から、とびきりの「いいね!」が、もらえますように!