【秒速で解決】クローゼットの2つ折り扉、ギシギシ音、カクカク動作が消えた

言われてみれば扉の動きが悪くなった、重くなった、そんな症状があれば、本記事が役に立ちます。
実際に試してみて、短時間で改善した方法を記載します。シリコーンスプレーで解決です。
1)2つ折りタイプの扉
クローゼットや台所のパントリー、お風呂の入り口など、注意してみると結構あります。
慣れてしまって気づかないだけで、カクカク動きやギシギシ音、結構出てました。
ステップを踏んで対策すれば、短時間で直ります。
するっと動いたときは「おー」と声がでました。
気づかないうちに、力(ちから)を入れて開け閉めしていたようで、いつもの感覚で動かすと強すぎて、
閉まる音に、驚くようになりました。

キッチンにあるパントリーも2つ折りタイプの扉があります。
2)改善の3ステップ

3つのステップを踏めば、短時間で改善できます!
観察 → 清掃 → 注油
1.観察: どこに注油するか見定める
扉は、溝やレールの中を進んでいます。
ギシギシ音がする、カクカク動作するのは上下、左右のどのあたりでしょうか。
蝶番や車輪、金具にゆるみがある場合は、ネジを締め直します。

扉の上側のレール、扉側には車輪もある。
2.清掃: 油を必要なところに届ける
溝、レールの中を掃除機で吸います。
その中を走る車輪の周りの、ホコリや絡まった髪の毛を取り除きます。
髪の毛が手で取れないときは、ピンセットやラジオペンチなどが有効です。
3.注油: 動きの悪さを改善
レールとか、ローラ周りに油を吹き付けます。スプレー式が便利です。
飛び散りが気になる場合は、新聞紙などに穴をあけて、狙いの場所が穴から
見える状態で、シュッとひと吹き。

スプレーの先端にストローノズルがあると便利

クレ556とかフッ素スプレーとかいろいろあってわからない。。。
3)油の選び方

悩むのは、どんな油を選べばよいのか?です。
結論から先に、シリコーンスプレーが最適です。
理由は、樹脂等を傷めずに、べとつくことがなく、長寿命だから。べとつくとホコリが付くのでNG。
無溶剤タイプにするのがポイント。溶剤入りだとプラスチックやゴムが劣化する可能性があります。
| シリコーンスプレー | クレ556 CRC | フッ素スプレー | |
| 用途 | プラスチックやゴム、木など | 主に金属同士 | 油がついては困る箇所 |
| 使用場所 | 樹脂レールなど | 自転車のチェーン | 鍵穴 |
| メリット | 樹脂やゴムにやさしい、長寿命、べとつかない | 小さな隙間に入れる、錆防止 | べとつかない、撥水効果あり |
| デメリット | 取り除くのが大変、テープがつかない | 樹脂やゴムが劣化、べとつく | 耐久性が劣る |

下駄箱や、トイレのドアなど、回転して動くほかの場所にも効果ありですね

押し入れの扉にも小型の蝶番があります。注油すると音がなくスート動くようになりました。

部屋のドア、トイレのドアの蝶番にも使えます。バタバタやらなくても開閉がスムーズに。
まとめ
・2つ折りタイプの扉の異音や動きの悪さは、観察→清掃→注油で改善。
・注油するならシリコーンスプレーが最適
・回転して動くドアにも有効
注意)車輪・レールが完全に壊れている場合は、修理が必要です。住設メーカーに相談するのが良いです。


