洗濯後に差がでる洗濯前の予洗い

ひとくくりで洗濯と言っても、各家庭や状況によって、いろいろなやり方があると思います。

ここに記載するのは、日常の洗濯をする際、私の家庭で実際に起こった出来事とその気づきです。

シャツなど毎回クリーニング店に持ち込むのも、コスパ、タイパの面で大変ですよね。おうちクリーニングでなんとか済ませたい

以前の私は洗濯物を洗濯機に押し込んで、洗剤を入れて自動運転を押せば終わり。後は干すだけと思っていました。しかし、洗濯のできばえに注意を払う

と、洗濯前にひと手間加えるとよいことに気付きました。

実はいろいろとコツがあり、それを妻が手間を惜しまずに毎日、繰り返し実施していたのかと、、、自分が実際にやってみて気づいた次第です。

以前の私

洗濯物を洗濯機に押し込んで、洗剤を入れて自動運転を押せば終わり。あとは干すだけ。洗濯機と洗剤さえあればOKできばえに差なんてない。

いまの私

洗濯は、洗濯機に入れる前の予洗いができばえに差が出ることがわかった。慣れてくると5分くらいで予洗いできる。忙しくても少しの手間を惜しまずやってみよう。

目次は以下の通りです。普段家事をやっている方からすると、当たり前と思われるかもしれませんが、私にとってはどれも目からウロコ、発見でした。

洗濯前の予洗い

 洗濯機は、洗剤等の化学の力で汚れを浮かせて、洗濯機の水流やたたき洗いで、生地から汚れをはが取って水と一緒に洗い流す機械です。

洗濯したものが乾いてから気づくのですが、きれいに汚れが落ちているかに注意を払うと、いつもと同じ洗濯機や洗剤をつかっても、できばえに

ばらつきがあることに気付生きました。干すときは濡れているので、洗えているかよく判別できない状態なのです。

洗濯物を洗う、干す、取り込む、畳むところまで一貫してやってみて初めて、できばえに気付きました。

 解決策は、洗濯機に洗濯物を投入する前に予洗いとして部分的に手で洗うことでした。

ひと昔前の洗濯方法

ひと昔前は、たらいに水を張って洗濯板で洗っていた時代があります。洗濯板というのは、木や竹の板でできていて表面に凹凸(でこぼこ)になった

板です。まず、たらいに水を張って、この洗濯板を斜めに立てかけます。次に、でこぼこの表面の上に洗濯物を置いて、固形石鹸をこすりつけた後、

洗濯物の生地同士をこすりつけて汚れを落としていました。

洗濯板

洗濯板とたらいの写真。昭和の感じが出ていてレトロな雰囲気です。

 当時はしゃがんだ姿勢で洗濯板を使って洗濯をしていたので、腰痛になったり、手が荒れたり、冷たかったり重労働だったようです。

当時の人が今の洗濯機を見たら魔法のような装置と思うかもしれません。

予洗いの方法

ひと昔前の洗濯方法は理にかなっているのです。洗剤や洗濯機だけでは落としきれない汚れ(皮脂や細菌)を物理的なちからで落とすことができます。

洗濯機に入れる前に、汚れやすい部分の生地同士をこすりつける予洗いをすると、より汚れが落ちやすくなります。

Yシャツの襟や袖口の予洗い

Yシャツの襟や袖口の予洗いがポイント。

汚れがたまりやすいYシャツの襟や袖などは、洗濯用の石鹸(固形あるいは粉)を当該部分に振りかけて、小さなブラシを使って汚れをおとすと

効果的です。

収納に邪魔にならない小型の洗濯板は、100円ショップにも売っています。プラスチック製なので衛生的です。

いまのところ、何通りか試してみて効果的な方法を記載します。慣れれば5分でできます。


準備するものは、洗面器、小型の洗濯板、部分洗いよう洗剤(固形あるいは粉)、部分洗いスプレー

シャツを洗う場合は、

  1. 洗面器にぬるま湯を溜め、襟、袖等洗う部分をぬるま湯に漬ける。あまり熱いと生地が傷むので、お湯の温度は40~50℃くらいとします。                  夏場など頑固な汚れでは、ぬるま湯に漬ける前に、部分洗いスプレーを直接振りかけたほうがよいです。
  2. 洗面器の端に洗濯板をななみ立てかけ、洗濯板の上に洗う箇所を置く
  3. 洗剤(固形あるいは粉)を振りかける
  4. はじめは小型のブラシでトントンと軽くたたくように、次に横方向にブラシでこすって汚れを取っていきます。                ごしごしと音が鳴るくらい力いっぱいこすると生地が傷むし、汚れも繊維の中に入り込んでしまいます。
  5. ぬるま湯で軽くすすぐ。手で捩じって絞ると、生地が伸びたり、形が崩れるので注意。
  6. 洗面器などにいれて洗濯機に移動して入れる
  7. 予洗いした箇所が乾かないうちに、洗濯機を回す
  8. 干して乾いたときに、できばえを確認!

まとめ

洗濯後、乾いてから汚れが落ちていないことに気付くと、ショックです。毎回クリーニング店にもっていかずに、

おうちクリーニングを成功させられれば、タイパ、コスパに有利です。

そのためには、予洗いがポイントになります。慣れてしまえば5分くらいでできるます。

  • 洗濯前の予洗いは、できばえを向上する
  • 予洗い時にぬるま湯を使うと効果的
  • おうちクリーニングはコスパ、タイパの面でメリットあり

洗濯後のできばえを見据えて、ひと手間をねん出したいと思います。