生ごみの臭いが気になる季節、防臭効果を最大化する方法、手軽にできてコスパよし!

生ごみと聞いて、良いイメージを抱く人は少ないかもしれません。
そう。特に梅雨から夏にかけて臭いが気になるから。5感をともなう経験は脳に強く記憶されるらしいです。
ところで、「臭い」と「匂い」という言葉、使い分けていますか?
「匂い」は良い香りにも不快なにおいにも使える言葉。「臭い」は不快なにおいにつかう言葉。
現代ではこのような使い分けがされているようです。
以前の私
生ごみは臭うもの、キッチンの3角コーナーに入れたままか、ビニール袋に入れてゴミ箱へ。梅雨の時期から夏場、臭いは特にきょう・れ・つ。
いまの私
生ごみの臭いで不快な思いをすることが無くなった。ちょっと工夫するだけで、快適なキッチン空間が実現できる。さらにコスパもよし!
方法はとても簡単です。目次は以下の通りです。
生ごみの処理どうしてますか?
生ごみの処理は、キッチンの3角コーナーに入れたままか、ビニール袋に入れてゴミ箱へ。
でも、梅雨の時期から夏場、生ごみは臭いを放つんです。
外出先から帰ってきたときなど、部屋中にただよう臭いは、おえっつとなりますよね。きょうれつ。
生ごみの臭いの原因
科学的にはアンモニア、硫化水素、メチルカプタン、カビ、、、と、科学的には分析されます。
おや?生ごみはいつからゴミなのでしょうか。
野菜や魚などを調理した残りや食べ残しなど、人間が不要と思った瞬間に、ゴミになるんです。

ゴミの立場からすると、いままで大切に保管されてきたのに、突然、なんでーって感じになりますね(笑
ゴミになった瞬間から、保管状態を気にすることがなくなります。
途端に、細菌やカビが活動を始めるのです。その
結果、臭いをはなつ化学物質が作り出されます。
細菌やカビが好む環境は?
細菌やカビは生き物です。なので、水と温度、栄養が必要。
生ごみは、野菜くずや食べ残しなので直接栄養になります。食材はほどんどのものが水分を含みます。
乾いているように見えるものも、空気中の湿度などが付着するので、水分が存在します。
そして、季節によって変化する気温。近年、温暖化が進んでいるので、平均気温も上がってきています。
このようにして、水と温度と栄養がそろってしまうと、細菌やカビたちは、いきいきと活動開始するのです。
手軽にできる臭い対策
準備するもの
生ごみの臭いが気になりだしてから、いろいろと試してたどり着いたのが、身近なもの、パンの袋です。
普通のビニール袋、コンビニでもらえるビニール袋よりも、パンの袋が良いのです。
理由は、臭いが出にくいから、そして臭いがでても外部に漏れ出にくいから。手軽に入手できるから。

パンの空き袋。捨てずに再利用しましょう!
ゴミのためにパンを大量に食べる必要はありません。パンの袋として、市販品があるので大丈夫。
パンの袋が良い理由
水分透過性:プラスチックの一種ですが、PP(ポリプロピレン)かPE(ポリエチレン)でできています。
これらの材質はそもそも、水分を通しにくい上に、厚みがあついほど通しにくい特徴があります。
ガスバリア:水分とともに、ガスを透過しにくい特徴があります。
つまり、細菌やカビが活動するのに必要な空気などを遮断する。
袋の中で発生してしまった臭いを外に出るのを遮断する機能があります。

パンがふっくらとみずみずしい状態なのは、袋の構造に工夫があるんですね
丈夫さ:パンは店頭で売られる際、段積みされています。消費者の手に届くまで中のパンを守る必要があります。
パンの袋は引き裂き強度や、伸びといった強度基準を満たした、すぐれものなのです。
生ごみの処理方法
- 1)パンの袋を取り出す
- ためておいたものを活用しましょう。市販のパンの袋でもOK。
サイズやロゴを改めてみると、いろいろあって楽しめるかも。

- 2)生ごみや包装紙を入れる
- ハムやソーセージ、パスタのソースの袋など、そのままゴミ箱に入れておくと、臭いが発生します。
生ごみや野菜くず、はできるだけ絞って水分を減らしてから、袋に投入しましょう。
サイズ的にもパンの袋が大活躍。

- 3)バッグ・クロージャーをつける
- パンを買うとついてくる、プラスチック製のクリップで封をします。
バッグ・クロージャーという名前らしいです。普段、名前を呼ぶことが無いので、
なかなか覚えられないかもしれませんが。

- 4)冷凍庫、チルド室に保管
- 温度が低い環境で細菌・カビの発生を抑制します。パンの袋に入れるだけでも臭いはかなり改善しますが、最後の1手。
これをやれば、臭いに関しては気にならないレベルに解決できます!
チルド室、冷凍庫は周りの食材がごつごつと衝突することがありますが、パンの袋は
丈夫なので耐えることができる、優れものです。


食材と生ごみを一緒の場所に保管するの抵抗あるな。。。

生ごみはある瞬間からゴミに代わるんですが、水と温度が無ければ、細菌やカビが活動できません。
他に影響をあたえるリスクも少ないと言えます。エリアを区切るなどすると良いですね。
まとめ
- 生ごみの臭いの原因は、細菌やカビが活動した結果発する化学物質
- 細菌・カビが必要なのは、水、温度、栄養
- パンの袋は、水分透過性、ガスバリア性、丈夫なので生ごみの臭いの発生を抑える
- パンの袋に入れたあと、温度の低い環境(冷蔵庫、チルド室)に入れるとさらに効果的