家事がつらい夜に。香りの力で気分上げていきましょう!

香りは、目に見えない。けれど、記憶の中の1コマを連想させるような、不思議な力を持っている。
疲れている夜に、好きな香りをほんのりと漂わせる。不思議と気持ちが軽くなるんですよ。
1日の疲れがピークに達したころにやってくる、”夜の家事”。
洗濯物をたたみ、皿を洗い、翌日の準備を整える。いつものルーティンだけれど、「しんどいな。。。」とため息が混じることも。ある。
そんな夜の家事を少しでもスムーズに進めるために、「香り」の力を借りて気分をあげてみませんか?

1)疲れると臭覚が落ちるのはなぜ?

疲れると五感の中でもとくに「臭覚」が鈍くなるといわれています。
これは、体と脳の疲労が原因です。
脳の中で臭いを感じ取る嗅球(きゅうきゅう)は、感情や記憶をつかさどる「大脳辺縁系」と深く関係している。
「大脳辺縁系」が、ストレスや疲れによって機能が低下すると、臭いを感じにくくなります。

感情が動かないと、家事のやる気も低下してしまうのね

逆に考えれば
香りで臭覚を刺激すれば、脳が活性化し気分があがるということ。
香りは、一瞬で過去の記憶や感情を呼び起こします。
たとえば、ある香りを嗅いだときに、昔の旅先や懐かしい人を思いだしたり。
疲れている夜こそ、心に残る香りで”感覚”を目覚めさせ、家事のモチベーションアップをしましょう。
2)家事に合う香りとは?

気分をあげるには、リラックスとリフレッシュのバランスが大切です。
たとえば、ミントのような清涼感のある香りは、脳をスッキリと覚醒させてくれます。
洗濯物をたたむときや、皿洗いなど、単調な作業の前に嗅ぐとよいです。
一方、ハーブや香草の香りには心を落ち着かせる効果がある。
ローズマリーやラベンダー、レモングラスなどは、緊張をゆるめる、リラックス効果があると言われます。
香りをいろいろと選べれば、その日の気分でチョイスできます。
ストレスでいっぱい一杯になった心を、解きほぐし、気持ちを整えるのにぴったりの方法です。
香りの作り方
スティックタイプのアロマデフューザーが簡単。瓶からだして挿しておくだけです。
3か月くらい持ちますよ。
香りをしまっておきたければ、また瓶に戻して蓋を締めておけばOK。

じぶんだけの香り、っていう考え方もありですね。
3)オススメは金木犀(きんもくせい)

私がとくにオススメしたいのが「金木犀(きんもくせい)」の香りです。
秋になり、道を歩いていると、ふと漂ってくる甘く優しい香り。
どこか懐かしく感じるのは、記憶の中の映像が呼び起こされるからです。
学校の校庭、近所の公園、あるいは芳香剤として想い浮かぶかもしれません。
疲れて沈みがちな夜は、臭覚の不思議な魅力に頼りましょう。
まとめ
・夜の家事は、臭覚を刺激することで、脳がすこし活性化し気持ちを整える
・ミントのような爽やかな香りでスイッチを入れ、ハーブの香りで心を鎮めるとよい。
・金木犀の香りは、懐かしい映像が浮かび落ち着く。沈みがちな夜にちょうどよい。
夜の家事は、香りでモチベーションアップしましょう。



