上履きの洗い方 面倒なこすり洗いをしないで、真っ白・臭いもスッキリ!

上履き洗い

 小学生の子供が毎週持って帰ってくる、上履き。なんでこんなに?というくらい汚れているんです、夏場は臭いも。。。以前は妻に任せきりでした。

上履きを洗う作業は、夏場は暑いし、冬は寒い、時間も結構かかるのでタイパ悪い

さらに、力を入れてごしごし洗う作業は、手も痛くなるし。いろいろな意味で大変!なんだとしみじみ実感。

子供がもうすこし大きくなれば、自分でできるようになるだろうけど、今は仕方ない。

なるべく時間をかけずに洗う方法はないか、試してみました。

以前の私

上履きは、専用の洗剤でごしごし洗う。夏は暑いし、冬は寒い。手も痛くなるし、だんだんイライラ。。。一連の作業に1時間弱かかっていて、タイパがとても悪い

いまの私

つけ置き洗いで除菌と漂白、その後、専用洗剤とブラシでこすり洗い、十分脱水した後に専用ハンガーで干す。かかる時間は全部で20分位。タイパがアップ。

更に、抗菌効果で臭いの予防もできちゃう。

汚れの状態はそれぞれ違うと思いますが、原因を特定して、適した洗い方を選ぶのがよさそう。

洗い上がりの比較

先に結果を載せます。左側は洗う前の、右は洗った後の写真です。

結構黒ずみ汚れが見えますが洗った後では、真っ白にきれいになっています!

上履きの洗う前後の比較

どのように洗ったか手順を記載します。目次は以下の通りです。

汚れのターゲットは?

汚れのターゲットは黒ずみ汚れと臭い

 黒ずみ汚れ:水に溶ける汚れ(水溶性)と水に溶けない汚れ(非水溶性)があります。        

水溶性の汚れとしては、給食、水場、歯磨き、トイレなどが原因の汚れ。比較的落としやすい汚れです。

非水溶性の汚れの代表は土や鉛筆の粉。下駄箱で靴を抜いで移動するため靴下が土で汚れていたり、下駄箱も体育館も汚れていそう。学校では鉛筆を使うからカーボンの粉が出る。

 臭い:足がかいた汗をエサに雑菌が増えたためです。ビニール製が増えたためでしょうか?昔はズック地(木綿生地)が多かったので、多少は通気性が良かったのかも。

汚れスッキリ楽な洗い方

汚れの種類ごとに適した洗い方を選びます。

 ・黒ずみ汚れ(水溶性)➔つけ置き洗い

 ・黒ずみ汚れ(非水溶性)➔こすり洗い

 ・匂い➔つけ置き洗い

洗い方の手順

 大まかな流れは、ぬるま湯でつけ置きし酸素のちからで漂白・除菌。その後、ブラシと研磨剤を使って黒すみ汚れを除去。乾燥は洗濯機で脱水後に、専用ハンガーで干す、です。

いろいろと試しましたが、今のところ以下の洗い方が良さそうです。手荒れしやすいので、全工程をとおして手袋をした方がよいです!

1)中敷きを取り外す
中敷きを取り外します。外せるタイプであれば、しっかり洗えて便利。洗いやすい構造というのも購入時のポイント。
汚れた上履き
2)容器を準備
容器は上履きと中敷きが一度に漬けられるくらいの大きさがGOOD。

上はイケアの樹脂製のトレー(上側 縦24mm x 横33mm x 深さ14mm)。
ディッシュを2回りくらい大きくしたサイズがよいです。
上履き洗いの桶
3)酸素系漂白剤を準備
酸素系漂白剤を準備します。オキシクリーンやワイドハイターなど。

粉末のタイプの方が保管しやすく、洗浄力もよいです。
(注意)塩素系ではありません
酸素系漂白剤
4)つけ置き 1~2時間
容器にお湯(50℃くらい)を入れ、酸素系漂白剤の粉末が解けてなくなるまでかき混ぜます。オキシクリーンは4Lに対してキャップ1杯の比率です。(注意)手につかないように、目に入らないように。

水でもOKですが、お湯の方が溶けやすいし、なにより汚れの落ちがよいので、おすすめ。
お湯の温度は厳密に必要はなく感覚でOK。参考:熱いお茶が60℃くらい。

上履きと中敷きをつけ置きします。浮いてくるので、ペットボトルに水を入れたものを重しにするのもありです。
漬け置き洗い
5)すすぎ
 すすぎは、一旦水気をきってから、きれいな水に沈めて押し洗いをします。これを2,3回繰り返します。

水でもOK、お湯(50℃くらい)の方が、洗剤がより落ちます。

すすぎ後は水をよく切っておきます。
浮き出た汚れ
6)洗剤準備
靴用の洗剤を準備します。無ければ洗濯用洗剤でも代用可です。
上履き洗い用洗剤
7)こすり洗い
靴用の洗剤をつけてブラシでこすり洗いします。たわしでも良いですが、柄つきだと持ちやすく便利です。

靴用の洗剤はブラシ側につけたほうが良いです。靴に直接かけるとムラになりやすく、すすぎも大変です。
上履き洗い
8)すすぎ
すすぎは、一旦水気をきってから、きれいな水に沈めて押しあらいをします。2,3回位繰り返すと良いです。
水でもOK、お湯(50℃くらい)の方が、洗剤がより落ちます。

最後にリンスがポイント。抗菌、防臭効果がある柔軟剤を使います。柔軟剤を溶かした水に、上履きを漬けて抗菌作用を付与します。臭いが改善されますよ!

分量は、柔軟剤の説明書きが基本ですが、5Lで3mL位がメーカー推奨です。3mLは小さじの半分強です。
9)脱水
早く乾かすポイントは、脱水してよく水気を除去することです。
生乾きは匂いの元になります。

洗濯機ネットに入れて脱水しましょう。 3~6分が目安
靴の中敷きも脱水します。
洗濯ネット

  

10)干す
靴用のハンガーに吊るして干します。
100円均一でも購入できますが、連結できるものなど、使い勝手で選びます。

 こすり洗いのブラシも忘れずに干します。
靴用ハンガーで靴を干す

 

役立ちグッズ

1)酸素系漂白剤

酸素系漂白剤

私が、酸素系漂白剤を使ってみて使い勝手がよかったのは、下の2つです。

〇花王㈱のワイドハイター

〇㈱グラフィコ オキシクリーン

どちらも弱アルカリ性。ぬるま湯で威力を発揮する洗剤。

つけ置き洗いに使用します。

2)靴用洗剤

上履き洗い用洗剤

カネヨ石鹸㈱のちびっ子

弱アルカリ性で、子供が自分で洗うことを想定して作られている

成分は、研磨剤(40%)、界面活性剤(7%、など

柔軟剤

柔軟剤

抗菌・防臭効果がある柔軟剤。上履きの臭い防止作用を狙う。

P&Gのレノア 超消臭がおすすめ。

靴用ハンガー

靴用ハンガー

靴を干すためのハンガー。写真のように上下に吊るせるので、複数の靴を同時に干せる。

100円均一でも入手可能。

まとめ

・汚れの主な原因は主に2つ、黒ずみ汚れは土やカーボンの粉、匂いの元は汗に細菌が増えたため

・つけ置きとこすり洗いを併用して、黒ずみ汚れと臭いを落とす

つけ置きを念入りにやるのがポイント

・充分に脱水すれば乾きが早い

・専用グッズを使ってさらに楽に作業できる。 子供にやってもらうのも可

毎週の上履き洗いが気持ち的に楽になる。 

 タイパがアップして、別なことに時間を回せるのがいいですね。ぜひお試しください。