干しかたで10分短縮!洗濯のタイパ、ウェルパ術 

洗濯物を屋外で干す写真

ひとくくりで洗濯と言っても、各家庭や状況によって、いろいろなやり方があると思います。

ここに記載するのは、日常の洗濯をする際、私の家庭で実際に起こった出来事とその気づきです。

1回の洗濯干しが10分短縮でタイパアップかかる時間が半減したので記載します。

 以前の私は洗濯物を洗濯機に押し込んで、洗濯機が止まれば、無造作にかごに押し込んで、干すだけでした。

実際にやってみて、まずわかったのは

干すのに時間がかかること。そして、干し方によっては残念な結果になることです。

色あせ、伸び、縮みといった洗濯物にダメージを与えてしまった、こともしばしば。

実はいろいろとコツがあり、それを妻が手間を惜しまずに毎日、繰り返し実施していたのかと、、、自分が実際にやってみて気づいた次第です。

以前の私

洗濯機で脱水された洗濯物を、物干しで干すだけ。とりあえず干せば乾くだろう。干すのは時間がかかるし、めんどう。

いまの私

洗濯物を干すのは、従来から10分短縮でタイパアップ。ちょっとしたコツを覚えると洗濯物も長持ち、ウェルパもアップ

目次は以下の通りです。普段家事をやっている方からすると、当たり前と思われるかもしれませんが、私にとってはどれも目からウロコ、発見でした。

干す順番でタイパアップ

干す作業の時間を短縮するには、洗濯かごに入れた状態を改善したほうが良いことに気付きました。 

洗濯機で脱水が終わりピーと鳴ったあと、干す順番を考えてかごに移すことがポイントです

まずは、洗濯機から洗濯物を、取り出して洗濯かごに入れます。

洗濯物は脱水時に回転するので、ぐるぐると大きいな塊になっています。

濡れている状態では簡単には、ほぐすことができず、かごに気合を入れて押し込む感じです。

縦型洗濯機であれば上から覗き込んで引き上げる作業、ドラム式では中腰になり奥から引っ張り出す作業です。

ひらげん

いっきに取り出そうとすると腰に負担がかかり大変です。少しずつ取り出せばよいのか。

いざ干すぞといったとき、バスタオルが濡れた状態で他の洗濯物と絡むと、ほどけなくてイライラ

さらに、他の洗濯物がかごの外にこぼれ落ちてイライラすることもしばしば。

この作業をタイパよくできないか? いくつか試した後にたどり着いた方法を記載します。

洗濯かごと山盛りの洗濯物

洗濯機から取り出したまま、かごに押し込んだ山盛りの洗濯物

濡れていると、ほどくのも大変

かごには底から、小物→中サイズ→大物(バスタオル、タオル、足ふきまっと等)の順に入れるのがポイント。

コツを一言でいうと、洗濯機から小物から先にかごに移す!です。タオルなどの大物は、洗濯機の上などにいったん避難させます。

小物と中サイズは入れ替わっても構いません。とにかく、大物をかごの上にします。

干す順番は、かごの上から取り上げれば、大物→中サイズ→小物 になります。大物を先に干すことでかごの中にスペースが生まれます

ひらげん

洗濯かごの中にスペースを作ると、干すスピードが一気に上がる(時間短縮)んですね

例えると、机の上で作業するときまずは作業スペースを作るために片付けが必要になります。洗濯を干すのも同じイメージです。

これを実現するには次の3つのことに気を付けます。

  1. 洗濯機から洗濯かごに入れる際、バスタオル、タオル等の大物は一番最後(一番上)に入れる
  2. 小物およびジッパー(チャック)やひもがついている衣類は洗濯ネットに入れて洗う
  3. Yシャツなどの長袖のシャツは、裏返してから洗濯ネットに入れて洗う

 1.は、洗濯かごの一番上にバスタオルがあると、一番最初にバスタオルを干すことができます。バスタオルはとてもかさばるので、

かごの中でかなりスペースを取っています。

タオル類を干していくと、洗濯かごの中にスペースが生まれ、かごの中を見渡すことができるし、

なにより、脱水時に固まった洗濯物が容易にほぐれていきます。

絡んだのをほどく手間もかからず、タイパアップ!です。従来比で10分は短縮できました。

 2.は洗濯ネットについてです。脱水が終わった洗濯機の中から、フットカバーやテッィシュポーチなどの小物を見つけるのはとても難しいです。

洗濯槽にへばりついていたり、別な洗濯物にくっついていたり、、、とにかく探す時間、見つける時間がもったいないのです。

洗濯ネットに入れておけば、この点は一気に解消します。

 3.も洗濯ネットに関することですが、長袖のシャツ等は袖の部分がほかの洗濯ものと絡み取り出しが大変です。

ネットにいれると絡まる心配がなくなります。さらに、シャツなどは裏返して洗濯ネットに入れることがポイントです。

シャツを裏返す理由は、襟や袖など、肌に近い裏側の方が汚れているためです。

ネットに入れた洗濯物は、洗いたい側を外側に(ネットの内壁に触れるように)向けるとよいです。

干すときのひと手間で仕上がりアップ

 家庭での洗濯は、洗濯機で水洗いが基本です。

この水にぬれた状態というのが干したあとの仕上がりに影響します。

具体的な対策は、下記が考えられます。

  • 脱水が終わったらなるべく、すぐ干す
  • 干すまえでに形を整える
  • シワ防止には手で生地を伸ばす
  • タオル類は空中でバサバサはたく
  • 重い洗濯物はハンガーで干さないで平置きで干す

・綿素材は濡れると繊維が膨れてシワになります。洗濯機で脱水が終わったら、シワになって困るものだけでもすぐに干します

干す前に形を整えます。手で軽く伸ばしたり、とんとんと叩いたりします。化繊系(ナイロン、ポリウレタン等)は水をすって繊維が伸びたりするため、乾いてくると形が変わってしまいます。

・乾いた後の状態を見込んで形を整えます。具体的には、ハンガーに吊るとき、シャツ類であれば襟を整えることや、ズボンであれば折り目の位置を合わせます。

タオルを干す

タオル類を干すときのポイントは、干す前にはたく(振る)こと

・タオル類は、脱水のときにパイル状の繊維がつぶれています。干す前に空中でばさばさとはたく(振る)ようにします。

こうすると、生地表面のパイル(布の表面で糸がループ状に立ち上がっている織り方)がふわっと立ち上がり、乾いたときにふんわりし、仕上がりが違ってきます。

・生地の厚い衣類などは、水分を吸って重くなるため、そのままハンガーに干さないようにします。

理由は、重さで生地が伸びるからです。重い洗濯物を干す場合は、太いハンガーで干すか、平置きにして干すようにします。

まとめ

  • 干す順番でタイパアップ
  • 洗濯機からかごに移すさいに大物は上に
  • 洗濯ネットも活用する
  • 日焼けを防止してウェルパアップ
  • 陰干しするか、裏返して干す
  • 干すときのひと手間で仕上がりアップ
  • シワは伸ばす、タオルは干す前にはたく
  • 重い物は太いハンガーか平置きで干す
ひらげん

すぐに実行できそう!

タイパもウェルパも両立できるから試す価値がありですね