スマホ画面の白いの、フケかも!暑さでダメージ受けた頭皮の保湿ケア

頭皮の荒れはなぜか季節の変わり目に悪化します。気温や湿度の変化でダメージを受けています。
頭皮は皮膚の一部、乾燥するとバリア機能が低下しフケやかゆみの原因に。
ズバリ対策は、
「頭皮の乾燥を防ぐ=保湿する」です。
本記事は、頭皮の荒れ、頭皮湿疹、皮膚炎で困っている人向けです。
私は、脂漏性皮膚炎を長年治療してきました。
スマホの画面や、パソコンのキーボード、スーツの肩が白くなっていると、「またかー」とガッカリ。
髪を乾かすときに、ドライヤの風で頭皮が痛かゆく感じ、「ああ。荒れてるな」と症状を実感するのです。
私は普段、顔と同様に頭皮の保湿に気を付けるようにしています。
唇にリップクリーム、顔には化粧水をつけて肌の保湿をするのと同じ要領です。
習慣化すると手入れも楽、症状も落ち着いています。

バリア機能が低下する原因

季節の変わり目は、湿度や気温が変化します。
頭皮も環境の変化を察知するものの、皮脂や水分量を調節できるまでに、少し時間がかかります。
乾燥気味になった頭皮は、炎症が起きやすく、かゆみや抜け毛の原因になります。
気づくと、ぼりぼり頭をかいているのは、頭皮トラブルのSOSサインです。
対策は、 「頭皮の乾燥を防ぐ」です。

頭皮を保湿、具体的にどうやったらよいの?

実際に効果があった方法を紹介します
頭皮を保湿する

私の長年の経験かでは、ステロイドを塗って改善して、止めて悪化しての繰り返し、
なんとか抜け出したく、試した結果、、、
保湿と洗い方を意識するようになってからは、炎症が起きにくくなり、フケ、かゆみが減りました。
とはいえ、どうしてもひどいときは皮膚科で処方されたステロイド薬を塗ることもあります。
注意点:
ステロイドに保湿機能はないので、保湿ケアした後に、薬をぬる必要があります。
つまり、保湿ケアは頭皮を健康に保つために、いつであっても必要なのです。
〇保湿の方法
頭皮の保湿は、髪を洗うところから始まります。特に注意するのは、半渇きの時に使うです。
1.頭皮は泡で洗いぬるま湯ですすぐ
2.洗髪後はタオルで頭皮を押さえるように水分を取る
3.ドライヤは熱すぎない温度で、風を頭皮に当てるように乾かす。
4.ドライヤはマイナスイオン機能をつかうと、保湿機能が高まる。
5.半渇きの時に保湿剤をぬる。完全に乾いてからだと浸透しにくい。
関連記事)頭皮は泡で洗うはこちら
保湿剤の選び方

保湿剤の種類は、大きく分けて美容液タイプ、オイルタイプに分かれます。

オイルタイプは髪に良いと聞くけど。いろいろあって迷う。

毛穴をふさいでしまうこもあるから、とくに乾燥が強いとき向きですね。
保湿剤は、塗りやすくて保湿成分がふんだんに入っているものがおすすめです。
注意点として、ぬるとスーとするタイプは、メントールが入っているので気を付けましょう。塗った瞬間は爽快感があるのですが、荒れた頭皮がさらに荒れる原因となることがしばしば。
低刺激のものを選びましょう。
半渇きのときに保湿剤を使う方が良いのは、なぜでしょうか?
植木鉢に水をあげるのを想像してください。表面の土が湿っていると、水はすーと吸い込まれていきます。
ところが、カラカラに乾いている状態だと、水は弾かれて染み込まず表面をすーっと流れてしまいます。
少し湿っている状態、つまり半渇きのときの方が保湿剤は浸透していくのです。
これらを保湿剤の使い方としてまとめると、
・洗髪後の清潔な状態の頭皮が最適。少し湿った状態でつける。
・低刺激のタイプを選ぶ(荒れている時にメントール入りは避ける)
・美容液タイプの保湿剤がより浸透しやすくフケ・かゆみ対策に最適です。

まとめ
頭皮の荒れを防ぐには、頭皮を乾燥させないこと。つまり保湿することです。
上手に保湿するためのポイントをまとめました。
- タオルドライ後の湿った状態で保湿剤を使うと浸透しやすい
- 保湿剤は指の腹で優しく押さえるようにしみ込ませると効果的
- 保湿剤は美容液タイプが有効成分を含み、フケ・かゆみに有効
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